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米小売売上高の減少、FRBの経済成長見通し下方修正でメタル往って来い

• 2010/07/15

TOKYO(MRB.ne.jp)2010-07-15, 6月の米小売売上高が予想に反して減少したこと、米FRBが2010年の米経済成長見通しを下方修正したことなどで前半上昇したメタルも後半軟化。一進一退で変わらずの展開続く

14日の米株市場は小幅7日続伸。前日比3.70ドル高の10366.72ドルと6月21日以来の高値。米株の7日続伸は3月半ば以来4カ月ぶり。インテルの好決算により買い優勢となった。

しかしながら一方で6月の米小売売上高が前月比で市場予想以上に減少。FRBは2010年の米実質成長率見通しを下方修正した。     
14日のNY原油先物相場は前日比0.11ドル安の77.04ドルで終了。FOMCおよびFRBで米の経済成長見通しを下方修正したことが嫌気された。   
NY金、前日の大幅高から一転、利益確定売りに見舞われる。前日比6.5ドル安の1206.8ドル。
金相場は高値レンジを推移しており、新たな上値抵抗線を試す展開になっている。 
LMEメタル、前半は米株高などで反発上昇するも、後半はFRBの経済成長見通し下方修正で軟化。カッパー98.5ドル高の6694ドル、鉛47.5ドル高の1814ドル、ニッケル215ドル高の19515ドルだが後半に19335ドルに下落。アルミ新地金も前半2000ドルを超えるも、後半2000ドル割れ。 
モリブデンは前日比2000ドル高の33525ドル、後半34000ドルまで上伸。 
本日発表される中国の2ndQuareterのGDP各種経済データが今後のメタル相場の方向性を決定づけるか?
 
住友金属鉱山、世界のニッケル需給はサープラス(供給過剰)予想からデフィシット(供給不足)予想へ変更。カナダのValeInco社サドベリー事業所でのストライキは7月8日に終結したが、フル生産になるには時間がかかり、一方で中国などアジア圏でのニッケル需要は増加の見込み。住友金属鉱山は今年の世界ニッケル供給が前年比7%増の138万トン、需要は13%増の142万トンに予想を修正。これにより2010年の世界ニッケル需給は4000トンの供給不足が見込まれる。 

ステンレス鋼の生産も2009年比15%の増加と予想。住友金属鉱山はフィリピンのタガニートNi&Coプロジェクトの計画を現在の41000トンから2013年には65000トンまで増産予定。新居浜精錬所のニッケル地金生産能力も引き上げる。  

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