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中国のポジティブな経済成長見通し発言でメタル堅調 カッパー3カ月ぶりの高値

• 2010/07/29

SHANGHAI(MRB.ne.jp)2010-07-29, 中国人民銀行が二ケタの景気後退はなく、現在の景気減速は長期的な成長持続にはむしろ有益と発表したことが買いを誘った、が米の耐久財受注減少、米景気回復の弱さでメタルは反落した。

27日の米株は5営業日ぶりに反落。前日比39.81ドル安の10497.88ドル。6月の耐久財受注が市場
予想に反して減少したことが嫌気さる。また前日までの高値え利益確定売りが出たことも要因。
FRBが発表したベージュブック(地区連銀経済報告)で、足元の米景気の回復鈍化を改めて
示したことも投資家心理の悪化を誘った。
28日のNY原油は続落。前日比0.55ドル安の76.99ドル。米の原油輸入が約4年ぶりの高水準となっ
たことで原油在庫が急増。相場に下落圧力かける。原油アナリスト筋は70ドル前半まで下がる、と
予想している。
NY金は久々に反発。前日比2.4ドル高の1160.4ドル。値ごろ感から買いが入った。
LMEメタルはカッパー、アルミが続伸。カッパー28.5ドル高の7120ドル、アルミ14ドル高の2059ドル
アルミアロイは10ドル安の2060ドル、ニッケル290ドル安の20435ドルだが後半20725ドルに戻す。
ジンク、レッドは横ばい圏内。モリ、コバも同値圏内で変わらず。
アルミアロイは自動車需要増と一部のスペキュレーター筋の買いで高値レンジキープ。現物のロシア再生塊5M2は2000ドル前後まで上昇。一方、中国のADC12は2100ドルとロシアに割高感。
カッパーは中国需要増に期待で5月中旬以来の高値。中国人民銀行が持続的な経済成長は可能
である、とコメントしたことから、世界最大のカッパーコンシューマである中国でのカッパーデマンドは伸び続ける、と英Basemetals.comのシニアアナリスト語る。5月10日につけた7500ドル超えが当面の目標。
アルミは近々にリオティントと中国アルミ(CHALCO)が提携の調印式を行うことで供給過剰感の増大で下落圧力が加わるのではないか、といわれているが、リオティントからCHALCOへはアルミナの供給がメインとされているため、地金の供給がダブルで増えることはない、との推測。
アルセロールミッタルはステンレス業界の構造的な供給過剰問題に触れ、よりドラスチックな統合、
能力の削減が必要と言及。ヨーロッパ域内での統合ではなく、アジアのメーカーとの統合が現実的。

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